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January 27, 2005

カニバリズム

人間は如何にして人間を食べてきたか…というこの記事(元はAP)、ひどいなぁ…
確かにカニバリズムというのは、ある時代のある時期、ある地域では「特殊な風習」として存在したかもしれません。
しかし「カニバリズム」という言葉が、主にコロンブス以降の欧米の植民地政策の中で、植民地の原住民の「未開・野蛮」を強調し、侵略と奴隷化を正当化するために、「ある種の幻想」としてキリスト教徒によって形作られてきた経緯は、岩波新書「ポストコロニアリズム」に詳しく解説されています。
一見「科学」を装ったこの記事のような形(本質は興味本位)で取り上げる前に、もっと考察すべき「キリスト教にとってのカニバリズム」なる命題があるように思います。
前述の新書の一読をお勧めします。

Posted by ymmr at January 27, 2005 05:57 PM | TrackBack
Comments

確かに、興味本位で取り上げる問題はないですね。
キリスト教に限らず、勝者によるイメージは真実を映していないことが多いので、気をつけたいです。

Posted by: 棚旗織 at January 27, 2005 09:51 PM

一体なぜ、人間が食人を止めたのか、あるいはなぜ雑食である人間が食人だけをタブー視するのか、その根本的な理由を明らかにする科学的理論はない。
これを議論するのは
少なくとも無意味ではないと思いますが。
ていうか科学って興味本意の学問だと思いますし…

Posted by: xtc at September 7, 2005 12:41 AM
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